屋根塗装をDIYでやるという事|メリット、デメリットは?

こんにちは!代表の小椋です。

桜の季節がそろそろ終わりを告げますね。。。

なんだか寂しい気分です。

そしてこれから熱い熱い夏がやってくると思うと、もうウキウキしてたまりません!

そう、僕は夏も大好きなんです!!

夏と言えば、以前遮熱塗料のお話をさせていただきましたが、お客様が屋根の遮熱塗装をDIYで塗装され、「全く効果がない!」と憤慨されていることがありました。

なぜだったのか?

おそらく、施工方法と塗料の選択に間違いがあったのではないかと思われます。

そこで今回は、屋根塗装のDIYについてお話したいと思います。

DIYで屋根塗装するメリット

まずはメリットから。

・かかる費用が塗料代のみ

・自分で塗る楽しさがある

以上です。

え?それだけ?

それだけです。

屋根の塗装とは(外壁も一緒ですが)ただ色を塗れば良いわけではないんです。

DIYで屋根塗装するデメリット

それでは今度はデメリットをそれぞれ詳しく解説していきます。

①作業中に転落する危険がある

これはいわずもがな。屋根での作業は高所作業になります。そして屋根には勾配という水はけを良くする為の傾斜がついています。この傾斜がある高所での作業がどれだけ危険なことなのか、理解していらっしゃらない方が多く居られます。少しでも踏ん張る力を緩めたり滑ったりすると、真っ逆さまに転落してしまいます。

また、塗料を塗った箇所に乗ってしまうと、滑って転び、そのまま下まで転落してしまいます。

我々プロでも転落防止のために足場を架設し、ネットを貼り作業します。傾斜がキツイ時には安全帯で命綱を取って作業をします。

安く済ませようと足場を架設せず、作業中に転落なんてよっぽど高くつきます。

②既存の塗膜に対応した下塗り塗料を選択できない

一言で屋根塗装と言っても、現在の屋根の状態で使う塗料も変わってきます。現状の塗膜の密着率が悪いと、塗装した後に元々の塗膜が縮れてしまい、見た目も性能も悪くなってしまいます。

冒頭にお話したお客様は、これが原因で遮熱塗装の効果がなかったのではないかと思われます。

屋根の現状に適する下塗り塗料を選定し、それに合った上塗り塗料をしなければならないのです。

③高圧洗浄ができない

これは意外なことかもしれませんがかなり重要でして、屋根には放っておくとコケが生えてくるんですね。それもビッシリと。このコケが屋根のスレートを徐々に蝕んでいくのです。

そこで塗装前に高圧水を出すことのできる洗浄機で、コケをこそぎ取っていくわけなんですが、これを人力でやろうものなら日が暮れても終わりませんし、機械を使用しないと完全に取りきれないんですね。

完全にコケを取りきれないとどうなるのかというと、コケの上から塗料を塗ることになり、そしてコケは塗膜の中で生き続けます。結果、塗膜の中で繁殖し、屋根の本体にダメージを与え続けるんですね。

④湿気や雨水の逃げ道をつぶしてしまう

これが一番大事なことです。

屋根には逆流した雨水や階下から蒸発した湿気があがってきます。ですのでその雨水や湿気を逃がしてあげなければいけません。

そこで縁切りという作業を行います。縁切りとはスレートの1枚1枚重なっている部分に切り込みを入れていく作業です。

なぜそんなことが必要なのかと言うと、塗料でベタッと塗った後、乾燥すると塗膜は硬くなります。そして文字通り膜をはります。表面に膜ができると家の中から上がってきた湿気の逃げ道が無くなってしまいますね。なので縁切りは必要なのです。

これは業者の中にもたまにいるんですが、縁切りをしないと屋根にこもった湿気が逃げず、雨漏れやコケの繁殖に繋がっていきます。

まとめ

結局のところ、屋根の塗装のDIYはデメリットの塊ではないかなと思います。

「餅は餅屋」と言いますが、お家の中のように簡単に直せたり、安全である箇所ならばDIYも楽しいですし良いかと思いますが、屋根のように危険が伴い、簡単に直せない箇所はちゃんとした知識を持った業者に任せるのが一番ではないでしょうか。

くれぐれも安く済ませる為に、屋根に乗ってご自分で塗装しようなどとは思わないでください。

安く済ませようと思ったことが、余計に高くつく可能性が高いですよ。