よく聞くけどチョーキングって実際なんなの?

皆さんこんにちは!またまたご無沙汰してしまいました(^^;)

あっという間に冬ですね!もたもたしているとすぐ夏になってしまいそうです。

さて今回は「チョーキングって実際何?」という疑問にお答えしていきたいと思います。

塗装膜とは?

そもそも塗装膜(以下、塗膜)とはどういったものなのかを見ていきましょう。

塗膜とは、液体状の塗料を塗り重ね、乾燥することにより得ることが出来る被膜のことです。

一口に塗膜と言っても、外壁塗装の場合は下塗り、中塗り、上塗りと何度も塗り重ねますので、3層の被膜から塗膜が形成されている訳です。

さてそんな塗り重ねられた塗膜ですが、放っておくとどんどん劣化していって粉が吹いてしまいます。

いわゆるチョーキングとういうやつです。

チョーキングとは

チョーキングとはその名の通り外壁にチョークの粉の様なものが発生する現象のことです。

外壁を手で触ると手のひらにくっつくアレです。

外壁塗装の時期を判断する際の目安として、業者さんのHPやチラシなんかで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

また、ご自宅の外壁が実際にチョーキングを起こしている方もいらっしゃるでしょう。

ではチョーキングとはどのようにして発生するのでしょうか。

チョーキング発生のメカニズム

塗膜は塗装工事が終わり、乾燥することにより被膜を形成します。

しかし被膜を形成したその日から塗膜は劣化が始まるのです。

塗膜は様々な外的要因が影響して劣化していきます。

焼けつくような紫外線や、酸を伴った雨、台風などの大風や、零度以下になる真冬の冷気。

こういった外的要因で塗膜の表面から潤いや弾力性が失われていき、粉になって擦り減っていってしまうのです。

これがチョーキングが発生する仕組みです。

しかしチョーキングはあくまで塗膜の劣化が始まったサインであり、軽度のチョーキングであれば焦って塗装する必要はありません。

塗料の期待耐用年数とは?

軽度のチョーキングに焦る必要がない理由は塗膜の耐久力にあります。

チョーキングが発生しても塗膜は薄くなってはいきますがしっかりと存在し、紫外線や雨風からお住まいを守っています。

外壁用塗料には期待耐用年数というものがあります。

メーカーから発表されているもので、ウレタンなら7年、シリコンなら12年など、業者さんからも聞いたことはあるでしょう。

その期待耐用年数とはチョーキングが発生するまでの年数ではなく、塗膜がバリアとして存在できる年数なのです。

チョーキングはあくまで塗膜が擦り減り始めたサインであり、今すぐ塗り替えをしなくてはいけないサインではないのです。

ただし、チョーキングの量が多く手のひらにベッタリ付く、あるいは外壁にホースで水を掛けたら色の付いた水になる、などはだいぶ塗膜が薄くなってる恐れがあるので、後々下地処理が大がかりになるより早めに塗り替えを検討された方が、コストが安く抑えられるでしょう。

トータルで見れば早め早めの対処をすることが、費用を抑えることに繋がります。

チョーキングには焦らず、騒がず、油断せず

チョーキングはいずれ必ず発生します。それはどんな値段や性能が高い塗料を使用してもいずれ必ず発生するんです。

ですが焦らずにチョーキングの観察をしてください。

まずは南面から発生するはずです。続いて西面、東面、そして北面。

北面で手にベッタリと付着するようでしたら、塗装工事を検討されるのが良いでしょう。

建物のメンテナンスのサインはチョーキングだけではありません。

それぞれの症状についてしっかりと専門家の意見を聞いたうえで判断してください。